Webデザインの世界に長年携わっている方なら、かつて一世を風靡し、写真ギャラリーやポートフォリオサイトの定番となったグリッドレイアウト「Masonry(メイソンリー)」をよく覚えているのではないでしょうか。
Pinterestなどに代表されるように、高さの異なるカード型の要素が無駄な余白を残すことなく整然と敷き詰められていくレイアウトや、画面サイズ変更時に要素が滑らかに移動するダイナミックなアニメーション動作は、当時のWebクリエイティブ業界においても非常に画期的で素晴らしいデザイン手法として広く愛用されていました。今拝見してもクールですね!
さて最近では、そうしたグリッドの思想がさらに進化・再解釈され、「Bento UI(弁当UI)」と呼ばれるスタイルとして大きなトレンドになっています。これはまさに日本の伝統的な「お弁当箱」のように、画面の枠組みを角丸の矩形ブロックで美しく仕切るデザイン手法です。大きさや配置の異なる各領域にメリハリをつけることで、複雑になりがちな情報をすっきりと整理しながら、さらにシンプルで洗練されたクールな画面を構成できるようになりました。Appleをはじめとするグローバルな大手企業も新製品の特設ページや機能紹介などで積極的に導入しており、情報の伝わりやすさとデザインの美しさを両立させています。その圧倒的な見やすさと洗練されたグラフィックは、サイトを訪れるユーザーを魅了するだけでなく、レスポンシブ対応のしやすさなどから実際に制作を担当するクリエイターをも「非常によくできている」と唸らせるものがありますね。
この記事では、そんな今大きな注目を集めているBento UIに関して、具体的な特徴やここまで流行している人気の理由、そして自身のプロジェクトのデザインに効果的に取り入れるためのポイントなどを詳しく解説していきます。
BENT UI とは?
その名の通り「弁当」のように、多様な情報やフルコースの料理を一つの箱の中に美しく整理して配置するデザイン手法で、フランスなどの海外でも注目を集めています。
AppleもBENT UI
https://www.apple.com/
レイアウト全体をワイヤーフレームで確認すると、だいたいこんな感じの構成になりますね。※こちらのグレーの部分では、アニメーションモーションを用いてバナーが滑らかにスライドし、各種イベントや最新の告知が次々と出てくる仕組みです。動的な演出で目を引きつつ省スペースにもなっており、さすがスマホやiPhoneユーザーの使い勝手や視認性を意識して作られています。 2026.8月25日現在

他にもBENT UIを発見したらこの記事で膨らますかコーナーでも作って記録して行こうと思います。
きてますよ弁当のムーヴメント(笑)


